サイエンスカフェ

開催済み

日本科学未来館(東京)
2019年4月20日(土)  (1)11:00~12:00 (2)14:00~15:00
ワークショップ「サルのうんち大解剖! ~研究者と探るサルと森の関係」
事務局長の半谷吾郎が、屋久島のサルの糞の中身を調べるワークショップを行いました。
屋久島のサルの生活について説明したあと、半谷が3月末から4月初めに屋久島の西部林道(海岸近く)と大川林道(山の上)で集めてきた、サルの糞の中身を調べました。
午前16人、午後16人、小学校2年生から大人まで、さまざまな方に参加していただきました。
半谷以外にも調査隊の2名の研究者がアシスタントとして協力したほか、科学未来館のコミュニケータの方も、調査隊OGでした。
科学未来館のブログで、担当のコミュニケータの方が、当日の様子を報告しています。



東京1回目 2019年8月4日
クラウドファンディング支援者の方々へのサイエンスカフェを、2019年の調査参加者の事前講習と合同で開催しました。
クラウドファンディング支援者の方5名、今年の調査参加者16名、調査隊OBOG3名の、合計24人の参加がありました。
上野動物園でニホンザルを観察したあと、神楽坂にある調査隊OBの勤める会社にお邪魔しました。
屋久島のニホンザルの生態について、早石周平さん(1999-2008年参加)が講演したあと、会場を提供してくださった釣谷洋輔さん(1999-2002年参加)が、野生生物調査の会社での仕事、今の仕事に至るまでの道のり、仕事のやりがい、難しいところを、今年の調査に参加する若者に向けて、熱く語ってくださいました。


東京2回目 2019年10月6日
クラウドファンディング支援者の方々へのサイエンスカフェを、東京都練馬区の武蔵大学で開催しました。
クラウドファンディング支援者の方9名、今年の調査参加者11名、調査隊OBOG6名の、合計26人の参加がありました。 キャンパス内を散策したあと、今年の調査員が、今年の調査の様子を写真で紹介しました。
武蔵大学の丸橋珠樹さん(1990、1991年参加)が、1970年代の初期の屋久島のニホンザル研究を振り返り、屋久島の保全の歩みを紹介しました。日本で初めて野生のサルを人付けした苦労、粘り強く国を動かした屋久島内外の人々の努力に、胸が熱くなりました。
東京大学の松原始さん(1992-2000年参加)が、ご自身のハシブトガラスの研究、とくに奥山に住む本来のハシブトガラスの生態に迫る、最新の研究成果を紹介してくださいました。




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